さしより備忘録

簡単な世界じゃないからワクワクするね

JOHNNYS' King&Prince IsLANDのあらすじと感想

2018年12月、2019年1月に帝国劇場で行われたJOHNNYS' King&Prince IsLAND。通称ジャニアイのあらすじを起こしたいと思います。

観劇中のメモを中心に、ツイッターでのレポを見ながら書いたので、正確ではない部分も多くあります。こんな感じだったんだな〜と雰囲気で読んでください。



主演はKing&Prince
少年たちの枠として、HiHi Jets、美 少年(Sexy 美少年)。7MEN侍、SP。
子どもたちの枠として、5忍者、忍者たち、18年組を含むフレッシュJr.たち(ちび)。
パフォーマンスメインの枠として、Snow ManSixTONES、TravisJapan。

お芝居メインの1幕、グループごとのパフォーマンスメインの2幕、東京を中心とした和の世界のパフォーマンスの3幕。2部構成で、2部に2幕3幕が連続して行われました。


文章の中で、忍者が多く登場します。夏にできた14人の少年忍者から、5人が選抜されて今回のジャニアイで5忍者となりました。元少年忍者の子たちを忍者たちと表現します。また3幕では5忍者と元少年忍者は同じ衣装で先輩Jr.グループのパフォーマンスのお手伝いを行うので、忍者たちと表現します。

曲名が分からないところは〜の歌と表現、変更点は青文字とします。


事前説明はこれくらいにして、以下からあらすじを書いていきます。

1幕(演劇)

JOHNNYS King&Prince IsLANDのロゴが映し出されている。会場内は劇中で歌われる曲が流れ、くるくるとライトが客席を照らしている。
客電が落ち、幕に日付が映し出される。そして、King&Princeは個人で、その他はグループごとに映像で紹介され、「ACT1」の文字が映し出され幕が落ちる。

HiHi Jets髙橋優斗をセンターにV字型に並んだジャニーズJr.。階段には忍者。上には宇宙船に乗ったKing&Prince



⚫︎オープニングアクト
メドレーで次々と歌い踊るKing&PrinceとジャニーズJr.。


♪Never My Love
♪epilogue
♪It’s SHOWBIZ
♪絆
♪ハローブロードウェイ
♪輝きの日々

それぞれのJr.グループをメインにショーが行われる。

♪In your life
今回のジャニアイで新たに結成された5忍者メインによる新曲。
「子どもは大人になれるけど、大人は子どもに戻れない。その意味を噛み締めて僕たちは今を生きよう!」と皇輝は言う。
「二度と戻れない今日を生きよう」「大人になったその時忘れないその思いIn your mind」

「夢の国ジャニーズアイランド!」衣装の早替えをし、忍者衣装になる5忍者。
King&PrinceやJr.グループが登場し出演者全員で舞台で歌い踊る。



⚫︎King&Princeの王国
この国はKing&Princeが治める夢の国。全ての人が笑顔で平和に暮らせる国にしようというKing&Prince。平野は人々の暮らしを知り、岸は歴史を学ぶ。神宮寺・廉・海人は最果てを目指すことにした。また帰ってくることを約束し、5人は新しい時代へ向かい未来を探しに行く旅に出る。



⚫︎平野紫耀4Dフライング
旅を始める平野。またひとつになるためにと飛び立ち、夜の街を駆けていく。



⚫︎和の世界(和太鼓)
♪桜舞い散る〜の歌を歌う5忍者が映像で流れる。
舞台には袴姿の岸優太と美 少年(Sexy 美少年)がいる。
ここは色に彩られた和世界である。
過去を学ぶためにこの世界にやってきたという岸。
岸「日本の」美「美!」
岸「季節の」美「美!」
岸「セクシー」美「美少年!」
(岸「こいつらが」美「美少年!」)
「春の踊りはよーいやさぁー!」と力強い掛け声とともに太鼓パフォーマンスが始まる。

下手の舞台上には和服姿の髙橋海人。岸優太と美 少年、マンションJr.による太鼓に合わせ「大和の国ふるさとよ」と美しく歌い上げる。

♪太古の太鼓(髙橋海人)
・扇子(岸、美 少年)
・変面(岸、HiHi Jets)

マンションJr.の太鼓をバックに次々とパフォーマンスを行う岸。丸く並べられた太鼓を力強く叩く。



⚫︎大昇と岸の出会い
「歴史を学びたいんだって?」大昇が問いかけてくる。過去を学び、未来に役立てたいと思っている岸。大昇は歴史の世界を案内してくれると言う。「歴史の世界を堪能するがいい」という大昇に、「その世界の全てを知りたい」と岸は答えた。



⚫︎平野、ダウンタウン
国の王である平野は人々の暮らしを知るためある街へ向かっていた。しかし途中で迷子になってしまう。
客席から登場する平野紫耀。そこへ髙橋優斗がやってくる。「迷子になったの?」「俺の街に来る?」と尋ねる優斗。2人はダウンタウン行きの電車に向かう。まもなく発車するという時に写真を撮ろうと言う優斗。平野は慌てながらも優斗と一緒に写真を撮る。



⚫︎ ダウンタウン
ダウンタウンの歌
平野と優斗は歌いながら、ダウンタウンへと向かっていく。次々にダウンタウンの街の仲間が登場する。途中で不思議なことも起こる。ベットから人が浮いたり、マイケルジャクソンみたいに倒れて戻ったり。たくさんの動物が登場し、楽しい様子のダウンタウン。赤い服を着た井上瑞稀橋本涼、青い服を着た猪狩蒼弥、作間龍斗、黄色い服を着た髙橋優斗とともに平野は歌い踊る。
しかし楽しい時間の中、猪狩・作間により平野は財布を盗まれてしまう。「財布を返せ!俺はこの国の王だ」と言う平野を尻目に逃げていく猪狩・作間。追いかけようとする平野に写真を撮ろうと言う優斗。平野は優斗・瑞稀・橋本ともに写真を撮り、逃げた2人を追いかけていく。



⚫︎不思議な場所(廉額縁フライング)
神宮寺、廉、海人は、違う世界にいた。体が軽く感じる、まるで宇宙のような場所である。廉は宙に浮き歩いている。不思議な光景に驚く海人。



⚫︎不思議な子どもたち
3人は子どもたちと出会った。「どこから来たの?」「遠いところから来たんだね?」と問いかける子どもたち。


♪願い、永遠に…(タップダンス)
「You&Me 光が溢れるこの道を行けば待ってる未来」
「Dream&Hope 悲しみを超えて生きている意味をともに感じて」のような歌詞。

曲中、映像でキャメロンが登場する。
歌い、踊る子どもたち。


「ここは一体どこなの?」と尋ねる神宮寺。「ここは最果ての場所だよ。」「でも世の中に端っこなんてないよ。」「世界は無限に広がっているんだ!」と次々に無邪気に答える子どもたち。3人は目指していた最果ての地へとたどり着いたようである。

ここには子どもたちしかいない。年をとらない世界だという。驚く3人に「お兄ちゃんたちには分からないでしょ?」と子どもたちは笑った。

「僕らだって昔は子どもだったから分かるよ」と答える3人。「子どもが子どもなりに大切にしなければいけないこと。そのために僕たちはずっと歳をとらずにここにいる。」そう答え子どもたちは「永遠に…」と歌った。





⚫︎廉ソロ「Dancing Star」
♪Dancing Star
廉はもう二十歳になった。大人と子どもの節目である。子どもは二十歳になって大人になっていくのだ。しかし、出会った子どもたちは年をとらないという。廉は心の中の時間は俺たちの思い通りに動くのだと思う。
時計の針のような映像の中、廉は歌い踊る。
踊りながら廉は考えた。時間のすべての人に平等である。現実の時の流れと心の中の時の流れ、この2つを大切にしなければいけないと。「過去に戻ることはできないから、後悔するわけにはいかない」と言う廉。




⚫︎悲しみの歴史
「地球の歴史。それは悲惨なる災害の歴史であった。いつの時代も人間の欲深さが災いを巻き起こす。陸だけでなく海や空の支配者になろうとした人間が数々の悲劇を招いたのである。」そう大昇は告げ、岸を悲しい歴史の世界へと案内する。



⚫︎タイタニックの悲劇
♪My heart will go on(岸優太、岩崎大昇)
大昇はタイタニックの歴史を語る。
「歴史上最悪の海難事故。イギリスの豪華客船タイタニック号は氷山の一角に衝突し、海に沈んでしまった…」

船上で華麗に踊るスターダンサー。それは海人だった。「なぜ海人があそこにいるのか?」と驚く岸に「この世界にに迷い込んだからだ」と伝える大昇。タイタニックの悲劇を岸は目撃することになる。

船上にはオーケストラが演奏を行い、スターダンサーの海人が踊り、お金持ちの人たち(橋本涼作間龍斗、忍者)はその様子を見ながら船での生活を楽しんでいるようである。それを見ていたのは貧しい兄弟。兄弟がいるのは暗い地下の船室であった。「入ってみよう!」と言う弟(山井飛翔or小田将生)に、「お金持ちの人しか行けない」と伝える兄(浮所飛貴那須雄登)。残念がる弟に「ニューヨークに着いたらもっとすごい所へ連れて行ってあげる」と約束する。その瞬間、船が揺れる。何かにぶつかったようである。混乱する船内。そこに「演奏を続けろ!」と怒鳴るように声を上げ、海人はダンスを踊り続ける。その様子を見たオーケストラは演奏を続けるのであった。しかし船は傾き、船内は水に浸かり始める。演奏が聞こえる中「ごめん、俺は先に行くよ…」と海人は海に沈んでいった。



⚫︎ヒンデンブルグ号の悲劇
ドイツの軍服に身を包んだ佐藤龍我はヒンデンブルグ号の歴史を語る。
「世界を支配するのに必要なのは武力。そのひとつにドイツの大型飛行船ヒンデンブルグ号。フランクフルトからニューヨークへと飛行するも、着陸の際に炎上。一瞬にして乗員乗客の命が失われ、ドイツの威厳も地に落ちてしまった…」

ドイツの飛行船ヒンデンブルグ号が街へとまもなく到着する。街の人々はその様子を見学している。記者(藤井直樹)は興奮した様子で、カメラに向かいその様子をリポートしている。突如ヒンデンブルグ号は爆発し、機体は墜落してしまう。立ち込める炎と煙の中、人々は逃げ惑う。リポートをしていた記者も煙から逃れるため、建物へと避難する。この悲劇を見ないで済むところへと。




その様子をずっと見ていた岸。「なぜ悲しい歴史を見せるのか」と大昇に問う。まだまだこんなものではない。悲しい歴史はもっと多く存在するのである。「人が人を殺める愚かな悲しみの歴史は日本にもあった」と岸に問いかける。岸はハッと第二次世界大戦のことを思い出す。



⚫︎第二次世界大戦
焼夷弾が落ちる中、人々は逃げ回っている。少年(久保廉・田村海琉)は倒れた兄(那須雄登)の元へと駆け寄る。「早く逃げろ」と言う兄から離れない少年。「これが戦争なんだ。故郷を焼き尽くし、多くの人の命を奪う。これが戦争なんだ…」そう告げた兄は倒れてしまう。「お兄ちゃん!」と少年が叫ぶ声が響き渡った。


⚫︎神風特攻隊
ラッパの音が鳴り響き、軍服に身を包んだ少年たち(美 少年)が登場する。
「二度と故郷の土を踏まない覚悟はできております。」
「母上様、笑顔でお見送りください。」
「敵艦隊に突撃し、見事に散ってまいります。」
力強く少年兵たちは飛び立っていく。

⚫︎硫黄島
「この硫黄島アメリカ兵に渡してはならない」「ここで食い止めなければ!」
軍服を着た神宮寺が叫ぶ。誰もが負けると分かっていた戦い。しかしお国のために引くわけにはいかなかった。硫黄島での悲劇を語り
「新しい時代を生きる若者たちにこんな悲劇は体験して欲しくない!」と神宮寺は声を上げる。しかしその瞬間や神宮寺は撃たれ、倒れてしまう。



岸はずっとその様子を見ていた。人の歴史は悲しみの歴史である。自分たちの暮らしはその悲しみの上にあることを岸は知った。「悲しみでしか歴史は作れないのか…」と苦悶の表情を浮かべる岸。



⚫︎スネアドラム
白い軍服を着た神宮寺、Jr.(スノストトラHiB侍SP)によるスネアドラムパフォーマンス。サイレンの音が鳴り響く中、スネアドラムを叩きリズムを刻む。

⚫︎集団行動(ライフル)
「お国のために、若い俺たちにだってやれることがある」「今こそお国のために命を捧げる時」「俺たちの戦いがこの国の自由を勝ち取る」茶色の軍服を着た少年兵はライフルを手に持ち、戦地へと向かう。敵を撃ち、撃たれ戦う少年兵たち。


♪戦地の歌
「Fly 悲しみを〜」「この命の限り〜」みたいな歌詞。毎年このシーンで歌われる曲。

スネアドラム・ライフルと2組の少年兵によるコンビネーションパフォーマンス。
ライフルを手にローラーで駆け回るHiHi Jets



いつの時代も人は戦ってきた。戦争がなかった日など1日もない。今日もどこかで戦争が起こっているのだ。戦争が無縁な生活を送っているのはこの国の人だけ。平和な日々が当たり前ではないのである。



「過去を学ぶということは暗い悲しみの歴史を学ぶということ」と岸は知った。しかしその先に喜びの未来があると岸は思う。自分たちの手で新しい世界を作ろうと心に決めるのだった。




⚫︎ダウンタウンの少年たち(網フライング)
財布を盗んだ猪狩と作間は瑞稀と橋本の縄張りにやってきた。追いかけてくる平野と優斗。


猪狩・作間と瑞稀・橋本は対立していた。今日こそ決着をつけるぞと互いを挑発し、喧嘩をする。


「やめろ!とりあえず財布を返せ」と仲裁に入る平野。しかし、喧嘩はヒートアップしていく。


紐に捕まったまま、空中で掴みあう作間と橋本。網に捕まり、相手を挑発する猪狩と瑞稀。「バカが高いところでギャーギャー言ってるよ」「弱い犬ほどよく叫ぶんだってよ」そんな挑発をしながら、喧嘩を続ける。


「もうやめてくれよ!」と優斗は言う。しかし「俺たちの争いが終わらないことくらい、お前もよく分かってるだろ?」と一蹴されてしまう。


「なんで分かってくれないんだ」と言う優斗に、「こうでもしないと狂っちまう」と答える橋本。猪狩は「これが俺たちの定めだ」と叫ぶ。



平野はダウンタウンの少年たちに問う。「どうして争うのか?」「どうして盗むのか?」と。「他にやることがない」「貧しいから」と少年たちは答えていく。ダウンタウンは貧しく、少年たちはいつも争っている。盗みをしなければ食べ物や薬を手に入れることができない。盗みをやめろと言うことは死ねと言うことと同じだと少年たちは答える。



自分はこの国の王だと言う平野。みんなの力になりたいと言う平野に少年たちは不満をぶちまける。「俺たちのこと本当に考えたことがあるのか?」「たくさんの仲間がこのゴミ溜めみたいな街を捨てて出て行った」平野に厳しい言葉をかける少年たち。



ずっと黙っていた優斗は悲しそうに「全部本当のことなんだ」と言った。「俺たちみたいな貧しいのがいるの知ってたか?」と平野に問う。「今はどうしていいか分からない。」と戸惑う平野。「いつか必ずみんなが笑顔で暮らせる国にする。だから待ってて欲しい」と少年たちに声をかける。「待っても、待たなくても俺たちは今日を生きなければいけない。」と言う優斗。「でも、期待してるよ」そう優斗は平野に告げ、少年たちとともに去って行った。




⚫︎髙橋海人ソロ(ダンス選抜 )
海人は年をとらない子どもの世界にいた。「この世界にいると夢が叶っていくようだ」と言う海人。タクトを振るようにJr.を操り、力強く踊る。

「やっと分かった!」という海人。幼い頃はいつでもガムシャラだった。その気持ちを大切にしなければと思う。


⚫︎忍者タップ
♪ディズニーみたいな曲メドレー?
「大人も子どもも全てを忘れてGo way」
「踊ろう歌おう今宵はほらyou&me」みたいな感じの歌詞。

列になりタップを踊り、歌う子どもたち(忍者たち)。ヴァサイェガ(キャメロン)が指揮を振り、ミュージカルのように明るく楽しいショータイム。



⚫︎未来へ
♪ready to Rise
優斗は真っ直ぐに前を見てみんなへ伝える。
子供は大人になれるけど、大人は子どもに戻れない。子どもが幸せな世の中はきっと大人にとっても良い世界なのだ。世界中の人が憧れる世の中へ近づいていこうと。

舞台にはHiHi Jets、美 少年、7MEN侍、SP、忍者たち。力強く拳を突き上げ歌う少年と子どもたち。



⚫︎国へ帰ろう
「旅に出ていろいろわかったでしょ?」と尋ねる子どもたち。「約束忘れないでね?」とKing&Princeに問いかける。

子どもたちの姿を見つめるKing&Prince。子どもたちが笑顔で暮らせる平和な世の中にしようと誓う。未来は子どもたちのためにあるのだ。その様子を見て後は任せた!と言う子どもたち。

♪君にこの歌を(北川拓実)

廉は子どもたちに尋ねる「どうして年をとらないの?」と。「14.15.16.17。この響きが好きだから!」と元気に答える子どもたち。子どもには子どもにしかできないことが大切だと学ぶKing&Prince。子どもの心を忘れない大人になることを誓う。
子どもたちはKing&Princeの様子を見て、手を振りながら家へと帰っていく。


家にはたくさんの子どもたちが入っていった。「中に入っていったのは何人じゃ?(何忍者)」という平野。その瞬間映像のキャメロンが赤い指揮棒を杖のように振ると家は崩れてしまった。驚くKing&Prince


客席から少年たちと子どもたちが登場する。

♪君にこの歌を
ステージに集合し、King&Princeと少年たち、子どもたちがともに歌う。




幕間
5忍者と忍者、ちびっこJr.たちの映像が流れ、廊下や壁にパネルが展示される




2幕(ショータイム)

悲しみの歴史を乗り越えて来た日本、東京。
まもなく平和の祭典、オリンピックが東京で開催される。新しい時代へ向けて、東京はさらに飛躍していくであろう…


⚫︎King&Princeによるパフォーマンス
♪シンデレラガール
6人分のスポットライトが照らされ、デビュー曲を歌うKing&Prince。マンションには5忍者と忍者、子どもたち。間奏でマンションには青空の映像が映し出され、幕間の映像・パネルの衣装(シャツ)に着替えた子どもたちが次々と飛び出してくる。


⚫︎新体操(アクロバット選抜)
5忍者と忍者、ちびっこJr.ををメインに、瑞稀、作間、蓮音、松尾、琳寧によるブレイキング、アクロバットパフォーマンス。


⚫︎ボルダリング(Snow Man)
舞台、上手下手でボルダリング。するすると登っていくSnow Man。舞台上は次の準備。
⚫︎アーチェリー(美 少年、5忍者と忍者たち)
ボルダリング(織山尚大)
変更後。客席から美 少年がアーチェリーを持って登場。 壁を登る織山を撃つ仕草。織山は矢を避けるふりをしながら、壁を登っていく。その後5忍者、忍者たちとともにアーチェリーをぐるぐる回すシンクロパフォーマンス。

⚫︎ローラー、スケートボード(HiHi Jets・7MEN侍)
♪HiHi Jet
舞台には「HiHi Jets」「7MEN侍」と壁の落書きみたいな文字が書かれたバンクがある。バンクを行き来するHiHi Jetsと7MEN侍。HiHi Jetsが歌う時、セリが上がり、回転。セリの上で歌い、バンクから大ジャンプ。マットのお手伝いはSP。


⚫︎バトン、選抜Jr.特技披露(平野紫耀、美 少年、HiHi Jets、忍者選抜、7MEN侍、SP、田中樹)
サーカス小屋のような映像。平野紫耀によるバトンソロ、バックに美 少年たち。HiHi Jetsが光るバトンを持って登場、ローラーパフォーマンス。7MEN侍によるスケートボード。SPによるディアボロ。田中樹によるジャグリング。忍者もバトンを回し、平野センターでパフォーマンスを行う。


⚫︎行進(岸優太、髙橋海人、TravisJapan、忍者)
♪ずっと英語の歌
警報のような音、銃を撃つような音の音楽、行進の音に合わせての揃ったダンス。


⚫︎ショーバスケ(Snow ManSixTONES)
♪BRAVE SOUL
♪ZIG ZAG LOVE
舞台にはバスケットゴール。リミックスで曲を歌いながらのダンス。ショーバスケパフォーマンス。後ろには忍者と子どもたち。フリーダンスをしながらバスケの様子に合わせて盛り上がっている。



⚫︎映像パフォーマンス(Prince)
♪目指した未来
紗幕に球体の映像が映し出され、メンバーカラーのキューブを操るPrince。サビは地球の上で歌っているような演出。


⚫︎マーチング、バトン、フラッグ、スネアドラム
♪明日へ架ける橋
楽器を持ち、マーチングするHiHi Jets、美 少年、7MEN侍、SP、忍者たち。Kingはバトン、Prince、Travis Japanフラッグのパフォーマンス。Snow Manはスネアドラム。ちびっこ以外ほぼ全員が登場し、歌う。


⚫︎ふるさとへ帰ろう
♪Let’s go to earth
悲しいことがあっても心を癒してくれるような帰れる場所、故郷。みんなの故郷は地球である。みんなで地球へと帰ろうと言うKing&Prince

子供は大人になれるけど、大人は子どもに戻れない。大人と子どもの狭間にいる、舞台に立つ少年たち。僕たちがその架け橋になろうと言う。平成の次にやってくる新しい時代は思いやりと優しさに溢れた世界であることを信じ、若者は未来へ、地球の新しい時代へと向けて進んでいくのである。

UFOに乗り込むKing&Prince。ぐるりとUFOが回ると中にいるのは5忍者。




3幕(日本・東京ショータイム)

2幕からそのまま続いて。
映像に登場するキャメロン。英語で日本の良さを語る。永瀬廉が輪っかフライングをしながら、その通訳を行い東京、日本の文化をお楽しみくださいと伝える。

映像に「Tokyo experiences」と映し出される。


♪日本よいとこ摩訶不思議(Snow ManSixTONES、TravisJapan)
移動パネルに日本や東京映像を映し出しながら、グループのオリジナル衣装を着て歌い踊る。


♪Japonica style(SixTONES)
階段に座って歌うSixTONES。扇子、紙吹雪を使い踊る。間奏ではジャバラのパフォーマンス。扇子の受け渡し、ジャバラの受け取りのお手伝いは忍者たち。龍を動かしているのはSP。


♪SAMUEAI(7MEN侍)
バンド演奏。バックには忍者たち。サビで手に持ったひらひらを上下で投げ合う。大サビはセリが上がり、全員でヘドバン。最後に機械に体を預け倒れる7MEN侍。


⚫︎King&Prince連続フライング
平野紫耀による球フライング、岸優太、神宮寺勇太によるさくらんぼフライング、永瀬廉による布を両手に持ったフライング。


♪Yellow Gold(HiHi Jets)
嵐のお下がり和服衣装を着ての太鼓パフォーマンス。
HiHi Jetsの新曲(HiHi Jets)
着物衣装を脱ぎ捨て、赤衣装でのパフォーマンス。


Snow Man
6人全員がフライング。


♪夢のHollywood(TravisJapan)
タップダンスのパフォーマンス。日本ぽく曲がアレンジされている。バックでは忍者たちが下駄を履いてのタップ。
♪オリジナル曲リミックス(TravisJapan)
4人でのパフォーマンス。着物→メンカラジャケットハイネックシャツの衣装。


⚫︎書道パフォーマンス(岸優太)
♪ありがとう、今(京本大我ジェシー)
川の流れのように(岩崎大昇)

岸優太による大筆を使った書道パフォーマンス。文字は「花鳥風月」。書道お手伝いは忍者たち。バックの歌唱はJr.。


⚫︎殺陣(King&PrinceHiHi Jets、美 少年、7MEN侍)
赤軍、青軍に分かれ、鎧を着ての殺陣。平野紫耀の紙を切るフライング。「花鳥風月」に合わせて、神宮寺勇太平野紫耀、永瀬廉、髙橋海人の刀で切るパフォーマンス

⚫︎SixTONESメドレー
♪Amazing~jungle~in the strom~ヒステリア
鎖に繋がれた黒い折り鶴の映像。
ヒステリアはメンバーカラーに光る電飾を手足につけてのパフォーマンス。お手伝いは忍者たち。

♪僕らはMysterious(美 少年)
ピンクのオリジナル衣装でのパフォーマンス。


•回転パフォーマンス(King)
大きいハムスターの回転車みたいな装置の中に入り、ぐるぐる回るパフォーマンス。
美 少年、7MEN侍が小さな回転車で回る。

♪It’s BAD(TravisJapan)
青と銀のオリジナル衣装。


HiHi Jetsの新曲(HiHi Jets)
お下がりリメイク赤い衣装。ローラーパフォーマンス。ラップ調で東京を歌う歌詞。


♪Lovers Delight(King&Prince)
新曲。カジュアルな私服風衣装で踊る。


♪Tokyo experience
新曲。グループごとにメインで歌い、最後にグループを紹介してる感じ。「僕らと東京で会いましょう」と東京を歌っている。



歴史と伝統、摩訶不思議な魅力が詰まった東京。今も東京は変化を続け、その魔法は決して解けることはないだろう。
東京にエンターテイメントを根付かせたいと願っていたチャールズ・ストラウス。「君たちが未来を作るのはアメリカではなく東京だ。世界中の若者が日本の中心東京を目指す。」チャールズはLet's go to Tokyoという曲をジャニーズへ送った。


♪Let’s go to tokyo
グループごとにお揃いの白衣装で階段を降りてくる。

⚫︎挨拶
来場のお礼と三方向への礼。





今年はストーリーと伝えたい思いがはっきりしてる印象でした。過去のジャニアイでは平野の葛藤や苦しみだったり、勝利くんのお父さんが亡くなったことを話すシーンだったりと、苦しみ、悲しみのシーンが多くあったように思います。ジャニワの狂ったプロデューサーはいなくなったけれど、楽しいだけでは終わらせないのがジャニアイというイメージ。

今年のテーマは「新しい時代への希望、祈り、誓い」かなと思いました。1幕は特に筋道が通った物語で、未来を担う子どもたちに焦点が当てられていました。物語の主人公は若者であるKing&PrinceHiHi Jets、美 少年、7MEN侍、SPは少年。5忍者とフレッシュJr.は子どもたち。大人が登場しないステージであることに、意味があるように思います。

物語の始まりに歌われた「In your life」。子どもから大人になる今を生きること、大人になっても子どものときの思いを忘れないと歌う5忍者。この歌詞が今回のストーリーで一番大切にしてる思いなのだと思いました。

ストーリーに登場する子どもたちは歳をとらず、子どもが子どもとして大切にすることがあると言います。5忍者たちが演じる子どもたちは無邪気そうで、生意気そうで子どもらしい子どもでした。

ジャニーさんは新しい時代へ大きな期待を抱き、その時代を生きていく子どもたちに思いを寄せているように思いました。子どもは未来の象徴なのかもしれません。子どもが子どもらしくいられる世界。子どもたちが幸せに生きることができる世界。戦争を経験したジャニーさんは、戦争のない平和で明るく優しい世界を強く望んでいるように思います。

何度も繰り返された「子どもは大人になれるけど、大人は子どもに戻れない」という台詞。時間を戻すことはできないからこそ、今この瞬間をよく生きることが大切であるというメッセージを感じました。



お芝居だけでなく、ジャニーズらしいパフォーマンスショー。東京に焦点を当てた日本らしい和のショー。今年のジャニアイは見応えがあってとても面白かったなと思います。次々と繰り広げらるショーを浴びている感覚。ぼーっとしたら振り落とされそうな、勢いあるステージでした。毎年進化していくジャニアイをまた来年も見れたらいいなと思います。