さしより備忘録

簡単な世界じゃないからワクワクするね

ジャニオタと就活を全力でやってみた。

就活終わりました~!!
始める前、「ジャニオタ 就活」で検索をかけてはてなブログを読みあさっていたので、私も書いてみようと思って書きます。いろいろなブログを読んでみて、私が気になっていたのは


①地方から東京就職ってどんな感じ?
②総額でいくらかかるの?
③現場と両立できる?


この3つです。今回はこれらを中心に書いていこうかなと思います。



まず、私のスペック
・地方在住
文系女子
・1人暮らし
・関東に身内宅あり

就活の目標
・東京就職
・8月までに終わらせる

HiHi Jetsの現場に行きたくて、東京に住む!!という思いが強くありました。実習があるので期間は8月まで。




3年次は学内説明会へ4月から、合同説明会へ11月から参加。ゆっくり就職活動や業界についてなど学び始めました。授業が週4~5で入っていたので完全に学業優先。夏のインターンシップの期間と実習が被り、行きませんでした。忙しいと思っていたら冬。大手のインターンシップは書類落ち。結局どこも行きませんでした。



就活のエンジンをかけ始めたのは11月。能動的に動き始めたのは12月ですが特にこれといったことをしていないので、年が明けた1月からお話ししていこうと思います。言葉だと分かりにくいので、スケジュールを晒します(笑)

文字背景の
ピンク→現場
水色→就活関連

日付背景の
黄色→東京
オレンジ→県外(大阪か九州)

と色分けをしています。




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新年早々カウコンからのJUMP。同じ週にWESTも行きました。
東京での合同説明会、地元での合同説明会に参加。
ハピアイ観劇日の午前に面接をいれて、たまたまキンプリデビュー発表の日だったので驚きました。
授業優先で、ES(エントリーシート)を書いた方がいいとか、自己分析をしたほうがいいとか言われたけれどそこまではできませんでした。





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就活前最後の休みだ~!!と、地元の友人と旅行へ。
ホテルでお風呂に入っている間、他のメンバーでその人のいいところを話し、それを動画で撮っておきました。後から見た時、友達が褒めてくれてることが嬉しいし、新たな自分の発見にもなってよかったです。それを自己分析と照らし合わせたり、ESの長所や性格に書いたりしました。面接前に見るとひたすら褒めて、エモい話をする友達に元気をもらえました。友達大事。お互いを褒める機会もなかなかないと思うので、素敵な宝物が増えました。これは本当にオススメです。
その次の週は現場からの1日面接しまくる就活イベント。現場の隙間でES書いたり、PR用のスライドを作ったり。うちわとESを持ち歩く自分に笑いました。やる気でなんとかなったと思ってます。




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就活スタートということで東京へ。
合同説明会に個別説明会にばんばん予定が入ってきます。
説明会!アルバイト!ES!の3本立てという感じです。
特に現場はなし。就活メインで動いてました。
アルバイトは曜日固定の方を辞めました。予定がどうなるか分からなくて、曜日固定は厳しい。





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突然入って来るのが面接。本当に急なので予定が立てづらい。
ESの締め切りに、次の選考のお知らせにばたばたして就活してるなという感じ。
アルバイトを切り上げて、最終の新幹線に飛び乗った時はスリリングでした。
授業が週1なのがありがたい。時間が空いた分、働く。Let'sバイト。1日6~10時間入れてました。
早いところはここで4月下旬に内定が出ました。
現場はセクゾのみ。九州の出身なので帰省に合わせて現場に行って、エネルギー補給。
KAT-TUNのコンサートの日に、ライブバック持って説明会来てたオタクに出会って笑いました。あのオタク元気かな?





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面接入るかも?&当日券当たるかも?でゴールデンウィークはずっと東京。
選考が入るかも?でアルバイト減らしました。4月働き過ぎて結構きつかったので。
意外と選考が入らなくて、ひとつひとつの面接に時間をかけて臨めたかなと思います。
でも、授業が週2だったり、1~4限だったりで疲れた!
現場はクリエ2公演。1公演当日券が当たって見れました。キンプリのデビューイベントも当たりました。びっくり。
就活の予定に合わせて、現場も入れて、3週連続で現場がありましたたぶん、運が回ってた。





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6月から面接解禁と言うことで、最終面接が増えた。
最終選考でインターンシップへ。有給だし、東京だし、嬉しかったです。でも、難しくて泣きました。
現場では、最終面接の直前に当日券かけたら繋がって舞台「薔薇と白鳥」へ。面接前に何やってんだという感じです。
また、サマステ記者会見の番組協力が当たって東京にいる時間を延ばして行きました。
5月から6月にかけて5週連続で現場。当日券2回に、イベント2回と運が良かったとしか言い様がない。就活がんばってるご褒美だったと思ってます。






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内定も出たし、終わるか~と思ったけれど、やっぱり続けるか!と結果続けました。
新たにES書いたり、説明会に行ったり。でも、5~6月でアルバイトを減らした結果、収入がかなり減ったのでアルバイトを増やしました。やっぱりアルバイトと就活の両立はきついと実感。でも、8月は東京で過ごそうと思っていたので、東京でアルバイトも増やしました。
7月後半に面接を受けたところがホイホイ進んで、8月上旬に内定。最後はそこだけに絞ったので、一本集中でした。
7月の現場では面接で東京に行くことになって、サマステを譲ってもらい急遽入りました。
8月は応援してるHiHi Jetsの単独公演があったため、たくさん入りました。現場、アルバイト、面接を詰め込む毎日。最終選考で内定を告げられた後、そのまま入ったサマステは滝行並みに雨が降ってたけど、最高に楽しかった!





かなり長くなりましたが、こんな感じで就活終わりました。ここからは最初にあげていた3つの疑問の答えを書いていきます。



①地方から東京就職ってどんな感じ?

資金があれば、戦える。

就活って結局金だなと思いました。東京への移動費がとにかくかかる。関東に自由に使える身内宅がなかったら、きっと諦めていたと思う。地方の強みは「遠くから来た、やる気のある人」に見られること。「○○から来ました!」で面接の掴みになるし、印象に残りやすいかなと。説明会で顔を覚えられてまた来たの?と声をかけられたときは認知もらったなと思いました。私は印象に残るために、自己紹介をアイドルのキャッチフレーズ風に「○○な国の女なので、△△(性格)です!」と自己紹介をしてました。毎回ここでひと笑いもらったり、そこから話を広げたりもできたのでよかったのかなと思います。





②総額でいくらかかるの?

約20万円

内訳
・交通費・・・約16万円
・服飾類・・・約1万5000円
・証明写真・・・約1万円
・書籍類・・・約4000円
・宿泊費・・・約4000円
・その他・・・約1万5000円


家計簿を丁寧につけるタイプではないので、正確ではありませんが約20万。ほぼ交通費です。最終面接だと交通費がでるので、いくらかは返ってきますが、それでもかなりの額がかかりました。貯金が心の余裕に繋がるなって思いました。アルバイトしないと来月生きていけるか不安で、人生のこと考えたいのに来週とか来月の自分の生活ばかり考えてしまう。ある程度は貯めておいてよかったと思います。就活中もアルバイトを辞めずに少しでも働くことで収入を保てておけたこともよかったです。お金がなくて死ぬかと思ったけれど、なんとか生きてます。貧相にしてると、オーラに出そうで嫌なので堂々と振る舞ってました。東京まで来たんだから、周りの奴らには負けないぜ!






③現場と両立できる?

予定の立て方とお金があればいける

就活の予定がある日に合わせて現場を入れてました。交通費が浮く。
コンサートが本当に好きで、行きことを諦めたくなかったのでそこは一生懸命考えて予定を立てました。
あとはチケット代が払えなければ意味がないので、お金。就活にかなりもっていかれるのでチケット代を確保することに必死でした。最終面接でもらった交通費が、次の日そのまま舞台に消えていったのは笑いました。





3つの疑問の答えはどれもお金で、結果として貯金が大事だなと思いました。
就活あるから働けないではなく、就活もアルバイトもやってやるぞ!という心の持ち方も大事。
就活だけに集中できたらいいけれど、何ヶ月先も確実に現場があるから労働は続けるオタクです。



私はすごく強気で、就活楽しんでやる、この時間で何かを学んでやると思っていたので、全体としては楽しかったです。いろんな会社のことを知れるし、いろんな人に出会えるし、考えることが好きなのでそれにたっぷり時間を使えたこともよかったです。こんな機会なかなかないから楽しいな~と思ってました。お金がないことと東京が遠いことが難点。ESで落ちたり、面接で落ちたり、最終で落とされたり、気が萎えることももちろんあったけれど!お祈りメールたくさんもらったので、あの頃は神だったのかなと思います。だから運がよかったのかな!御社も御社もみんな祈ってきたもんね!!



よくある「ジャニオタを言う・言わない問題」、私は場合によりけりでした。
ESの時点で「ジャニーズJr.に憧れていて、アイドルになりたいです」って書いてもES通って、面接まで進んでというところもあったので、就活分かんないなと思いました。ジャニオタで、ジャニ衣装の特定が趣味ですと答えて最終まで行くところもあったし、自己アピールでカンペうちわを作って持って行ったら、好評をいただいたこともあって、ジャニオタで鍛えた技術が活かされました。


ジャニオタ云々より、その場の雰囲気に合わせて、臨機応変に対応できることの方が大事かなと。会社の雰囲気に合わせた答えを出すことを心がけてました。人となりを問うような場合では、見せたい自分に合わせて、予定を組むのが得意とか、行動的に動いてオタクの友達が多いとか、趣味があるから絶対に稼ぎたいとか、気持ちにメリハリをつけことが得意といった感じで、答えていました。別にジャニオタが悪いわけではないし、趣味がある人の方が人となりが分かりやすくて親近感が持ちやすいのかなと。趣味があるから定年までしっかり稼ぎたいと答えたところは内定が出やすかったです。辞めずに働きそうと思われたんだと思います。



以上、私なりに就活と現場を両立させてみたまとめ&感想でした。
完全に自己満なブログです。自己肯定感高めで書きました。
これから就活を迎えるオタクのみなさんの参考のひとつにでもなれたらいいなと思います。応援しています。
就活が終わった19年卒のみなさんのブログが読みたいので、ぜひ皆さん書いてください!