ども、最近見たアニメ映画は「呪術廻戦0」のジャニオタです。
職場のお姉さんに経理のやり方を教えたら、「こんなものしかお返しできないんだけど……」ってFree!の映画のムビチケをもらいました。
水泳のアニメらしいということは知ってるけどほぼ無知。メンバーどころか顔も分からんのですが、GWはジャニーズのライブ以外暇なのでノリで見に行くことにしました。
Free!のオタクのお姉さんに事前に教えてもらったことは下記です。
・今回は総集編の集大成
・推しポイントは狂気じみた水の描写
・橘真琴という存在
……「Free!は人生」と言い残して返信が途絶えてしまったので、なんかヤバい映画だと察しました。
あと、公式がまとめてくれた動画が送られてきたので、これで予習することに。(映画見る日の昼にご飯作りながら見たので、名前くらいしか覚えられなかった…)
ジャニーズの狂気を長年浴びてきて、トンチキには耐性がありますが、水への造詣は全くないので、不快な点や解釈違いがあれば申し訳ないです。
※ネタバレあり
開演直前
・一緒に観に行くことになった職場の別の人もFree!を全く知らない。
・でも話は聞いているそうで「1期から見てる人も知らない過去映像が流れるらしい」と会場で教えてくれた。そんなことある……?
・手慣れた感じのオタクがたくさんいて、絶対みんな1回目じゃない。
映画のキャラクターの感想
・七瀬遙(ななせはるか)がどうも主人公っぽい。はるちゃん、はる、ななせって名前の響きが良い。メンカラ青で、髪は黒、目は青。生きてるだけで人を魅了する巻き込み系主人公。佐藤勝利みたいな正統派のお顔。
・松岡凛(まつおかりん)。大体りんって呼ばれてる。YouTubeで音だけ聞いてたから女だと思ってたら男だったし、めっちゃゴツい。メンカラ赤で髪も目も赤い。勢い強めの上昇志向平野紫耀。
・↑の2人がメイン。主人公が青、ライバルが赤なのが新鮮。水の話だから主人公が青なのか?
・橘真琴(たちばなまこと)。まこと、まこちゃん。メンカラ緑。見るからに優しさに溢れてる。主人公だと思って見てたら全然違った。幼なじみっぽいポジション。
・葉月渚(はづきなぎさ)。なぎさ。周りの人にちゃん付けで呼ぶのだいたいこの子。メンカラ黄色。幼少期は赤青緑と一緒にやってるので同い年と思って見てたら、途中で後輩として入学してきて驚いた。
・↑の4人の小学生時代がめちゃくちゃ出てくる。この4人で子どもの時にリレーやったのが映画のキーポイントらしい。メンカラはっきりしてて覚えやすい。
・アルベルト。なんか強い外国人。メンカラ白、白髪に紫の目。発光体並みに肌が白いのにムキムキ。
他にもいっぱい出てくるけど割愛。
本編の感想
・オープニング早々に回想シーン。セリフがないけど、過去になんかあったことが分かる。
・主人公の遙と赤髪の凛、小学生の時にケンカして、仲裁に入る先生の話を全く聞かずに頑固。
・と思ったらその様子を緑の真琴と黄色の渚(違うかもしれん)が映画館で見てる映像に。
・ほえ〜回想シーンか〜と思ってたら、主人公の遙(現在)も映画館で見てる。その一番前の席に小学生の遙がいる。
・なんかこれ、ジャニーズアイランド(※ジャニーズの伝統が詰め込まれたトンチキ舞台)で見たことある!夢アイや!主人公の平野紫耀が幼少期の自分であるヴァサイェガ渉と対話するやつ!!!
・なんかここら辺で、初見でもいけるなって思った。
・幼少期の映像、基本的にとてもかわいい。
・職場の人が推してる橘真琴くん、子どもの頃から襟付きシャツに上に1枚羽織ってて育ちが良さそう。半ズボンに合わせる靴下長め。
・遙もシャツ+1枚着てて、ちゃんとした家の子の感じする。
・でもみんな半ズボン。上の防寒に気合い入ってるのは肩を冷やさないためですか?
・主人公たちは小学生の頃リレーで優勝して、でも主人公本人はフリーでやりたいからもうリレーはしないと揉めてる。
・他の3人振り切って逃げるけど、これをどうも主人公は後悔しているらしく、過去の自分を止めようとする(もちろん過去なので自分はすり抜けてしまって止められない)。←これが4回くらいは出てくる。
・学校の木の下で、主人公と赤髪の凛が対話という名の喧嘩(意志のぶつかり合い)。これも多分過去なんだが、そのシーンを見てる主人公はキープアウトの柵に阻まれ、話してる過去の主人公が目が紫になってる。コイツ誰なん??
・赤と青が交わると目の色紫になるか?と思ったけど、このシーンだけだった。
・主人公永遠にスランプ。すーんとしたお顔で自分と戦っているが、泳ぎがみんなを惹きつけるそうで、いろんな人が心配してる。
・橘真琴さん、遙のこと大好き。水泳部のみんなのことをよく見てアドバイスしてるけど、基本的に遥のこと考えてる。
・黄色髪がくるくるでかわいい渚、赤ちゃんポジ。金城先輩にもきんちゃーんって話しかけててメンタル鬼強。そしてそれが許される。
・水の描写凄すぎて、プールに浮いてるレーンのヒモみたいなやつもずっとゆらゆらしてる。クオリティすげえ。
・赤髪の凛、ライバルの遙を意識しすぎて一生泳いでる。
・一方の主人公遙も、命削って一生泳いでる。
・主人公が頑張りすぎて練習中に寝ちゃった時の「少しくらい気づけよ主人公」っていうセリフ最高。全同意。
・命削った泳ぎ方してる遙、しばらく泳ぐなとコーチに言われてさらに闇堕ち。さらにみんなを巻き込む。
・ブチ切れてもがいてる凛、ジャニアイの平野紫耀ポジション。実力あるのにもう一つ先に行けずに苦しんで声を荒げる姿、帝劇で見たことあるやつ。
・主人公になってしまう遙、ジャニアイの佐藤勝利ポジション。普通の子だけど神に選ばれてセンターになってしまう、自分でなんとかしようと必死で、何があっても水の中で生きる姿はショーマストゴーオンに近いものを感じる。
・家にも海にもどこにもいない主人公、ライバルの凛が発見したのはナイトプール。
・水の描写がエグいので、ナイトプールめちゃくちゃリアル。
・ナイトプールでガチバトル。日本記録超えのスピードで泳ぐ2人が面白すぎる。
・ナイトプールに水泳コース用の浮かぶヒモがいつの間にかセットされてる。用意周到かよ……ナイトプールやぞ?
・主人公はなんども幼少期のことを思い出すので、かわいい子どもがたくさん出てくる。
・小さい時は顔も丸くて、手ももちもち。大きくなったら顔は小さくてシュッとしてるのに、肩幅バカでかくなる。
・成長過程が見れるの、ジュニア担としてはたまらないですね。
・ハイタッチしたり、握手したり、抱き合ったりするときの腕、筋骨隆々でみんな平野紫耀みたい。
・強い外国人ライバルのアルベルト、自国のボスと話す時の部屋が距離遠すぎる。相手のサイズが蟻。この映画で一番笑った。
・心理描写が多くて、心の距離の遠さを表してるのかと思ったけど、それにしても遠いって。
・アルベルトと遙、言語は違うけど普通に会話できる。心でも通じてるんか?
・なんやかんやあって国際試合。地元の仲間たちが大きなテレビで見ようと準備してたら、国木田っていう金持ちが自家用ヘリで駆けつけて試合現場へ。急に出てきて強すぎるんじゃ。
・宗介、怪我のため背泳ぎに移行したら、メダル獲得。しばらく休んでたのにすごい結果出して、他の選手が可哀想なくらい強すぎる。
・主人公、エネルギー切れ。「フリーしか泳がないんで」って散々言ってたのにリレーに出ると決意表明。出るんかーい。
・リレーのメンバー決め、スタッフガン無視で出場メンバーを決める日本代表。監督も容認。みんな遙に甘い。
・結局リレーでいい成績残す。
・七瀬遙、顔が良すぎて渋谷に広告が出る。
・モブ女?が渋谷駅でリレー優勝ニュースを見て、広告を見上げて1幕終わり。顔があんまり映らない意味ありげな女で、この人は映画を見ている私たちなのか?
・2幕、エンドロール。Myojo、anan、時々ポポロって感じのイラストが流れ続ける。これPixivかなんかの絵ですか?って聞いたら、公式だった。全国のみんなから集めたイラストかと思った。
・時々作画が違うイラストが流れてくるので、Free!の歴史は長そう。
・3幕あります
・エンドロール後、主人公とライバルは海外におる。
・橘真琴くん、海外にいる主人公追いかけて、フィーリングかなんかで探し当てて出会う。執念は国を越える。
・その外国で主人公とライバルも出会う。過去に上手くいかずに踏切越しに分かれた描写があったけど、今回は踏切で電車が通り過ぎたあと2人で出会えた。そこら辺の話よく知らないけど、泣ける。
・ここで終わるかなと思ったら全然終わらなくて、「フリーしか泳がないんで」ってセリフ回収した感じで終わる。
全体を通しての雑感
初見でも普通に面白くて、全然トンチキじゃない人間ドラマとして見れました。生きてるだけで全てを巻き込む男、国を超えてまで人巻き込んでて才能しかない。あんだけ顔が良ければそりゃ渋谷にでかい広告もでるよね。
話知らなくても1つのドラマとして見られるし、試合シーンは自分が動きそうになるくらいのめり込めました。応援上映とかしてくれないかな。観客のモブになりたい。
あと、映像のクオリティが高く、構図が綺麗。見せ方の基本に忠実な構図だったり、こちら側に考えさせる描写を入れたり、考察のしがいがありそう。
そして最後に。フリーって自由に泳ぐ競技だと思ってたら、終演後にクロールのことだよって教えてもらいました。いろいろと勘違いして見てる部分も多そうですが、フリーって色々と意味が込められてそうなのが面白いですね。
※名前を修正しました
※ジャニアイって何?はこちらからどうぞ。2012年から続いている舞台で年毎に若干内容は異なるのですが大筋は近い物語。下記は最新のジャニアイの内容まとめです。