さしより備忘録

簡単な世界じゃないからワクワクするね

サマパラ2021曲ごとの感想を書き連ねてみる

久しぶりの有観客ライブだったサマパラ2021。夏といえばEXで戦ってなんぼだったのに席がある、うちわが持てるというジャニーズっぽい夏のライブを過ごせました。

備忘録として、今年の夏の思い出を書き残しておくよ。


だぁ〜くねすどらごん

ゴンドラから登場。衣装はHey! Say! JUMP2014年のリトラディズニー衣装にメンバーからのマントを追加したもの。

メンバー紹介歌詞が完全に新しいものへと変更し、だぁどらで小さな発表があるよ〜と事前に言われていた答えは井上瑞稀リーダー就任報告。粋なことしてくれるんだけど、初日の「どぉも〜リーダー井上瑞稀です!!」が衝撃すぎて泣いてたらJUMPの衣装秒で脱ぎ捨てて混乱した。あんな豪華なマントを1曲しか着ないなんてそんな贅沢な……(JUMPもリトラ用でそれ以降は着てないからそんな運命の衣装なのかもしれん)


歌詞が丸っと変更されて聞き取るの大変だけど、スクリーンに歌詞が全部出てたのがよかった。猪狩の「怖がり強がり少し寂しがり休みの日にはいちご狩り」が歌詞に入ってて嬉しい!ゆうぴの「需要は質より数の時代」はアイドルの紹介文に入れる?っていう鋭さがあるし、さくちゃんに「紫電一閃」とか、涼くんに「青写真に描いた未来」とかメンバーカラーが入っていたのも印象的。もうしばらくはメンバーカラーが変わらないって信じていいすか?(メンカラ信用してない委員会)


$10

白のコートを脱ぎ捨てたら、新衣装の黒に赤のアクセントを入れた新衣装へチェンジ。ジャケットの型とパンツ同じで、ウエストの装飾が個人個人でアレンジされている仕様だった。黒基調に赤の差し色が大人っぽくて、型揃いなのも統一感があって、ちょい大人になHiHiによく似合う。和柄入れたいって言ったのは猪狩だって?君はどこまで天才なんだ。

言わずもがな「どうして愛はお金がかかるんだろう?」を橋本涼に歌わせたのは最高。歌詞に忠実な手振りをする瑞稀くんは「いっそうCuteにもっともっとSexyに」で、キュートは手をほっぺに当ててきゅるん★ポーズからの、セクシーは腕をおでこにあてたり、首に添わせたり、瑞稀くんなりのキュートとセクシー見せてくれて本当にかわいかった。

ラッキーマン

3曲目にラッキーマン!?嵐担の血が騒いで初日は死んだ。死んでたら、「欲しいモノなら全部」の欲しいモノで瑞稀くんにがっつり指さされて2度死んだ。初日でそれはずるい。

最後のサビ前にステージ奥に集まって、「いま世界の大玉に乗って〜」って歌いながら5人が前に進んでくる振り付けが、怖いもの知らずで俺たち最強って感じで王道のジャニーズらしい力強さを感じた。俺たちやっちゃいますよ?って意見表明。


個人的にだぁどら、$10、ラッキーマンの序盤3曲はご挨拶タイムだと思ってて、HiHi Jetsはこんなグループですよってショーの物語を伝える場面な気がしているのですが、そこでメンバー紹介からの国民的アイドルの歌を歌い繋ぐHiHiは、上の上を見据えてる気がしてゾクゾクしました。

声出し(ウェーブ)→青にDIVE

衣装のジャケット脱いで、一人ずつの煽りタイム。端から奥からペンライトでウェーブを作って、声出しはできないけど会場が一体となるイベントを差し込んできたHiHi Jets、さすが俺らのライブは参加型の男たち。

ウェーブで作られた光の波が客席奥からステージに届くタイミングで青にDIVEイントロの波の音が流れ始めるんですよね。我々も演出の一部になれて、楽しかった。

青にDIVEは多くのオタクが振り付け履修済みで、サビでペンライトが波打つところがすごく綺麗だった。2番までやって最後はステージの台から飛び込み。

One and Only(橋本涼ソロ)

HiHiが飛び込んだ波を割って素肌に青のジャケット羽織った涼くん登場。赤髪青ジャケットも、金髪青ジャケットも最高。オーラスは上裸で出てきたのは笑った。明らかにパンプアップしてて脱ぐ気満々すぎたよ…

橋本涼ソロライブは真っ青なペンライトの海で、フェス会場みたいでもあったし、ホストのラスソンみたいな瞬間もあった。何より顔がいいね。そして歌がめちゃくちゃ上手くなってる。

FROM(髙橋優斗ソロ)

え、今年優斗くん踊るの?が最初の感想。すこしゆったりめの白シャツに、心臓守ってるみたいな半分ベスト、細めの黒パンツという出立ち。

優斗くんの全力の踊りはクセがあって、入所当時から全然変わらないのが愛おしい。「この鼓動が全てだから今すぐに」で、全力で胸をバクバクさせるところがツボ。感情を乗せた優斗くんの踊りはたまに見るけど、衣装も相まってexplosionぽくて夏感じた。こういう振り付けも割と踊れるようになったんだな〜と成長感じるワンシーン。

Summer Breeze

High Beat用の新曲衣装とローラースケートでご登場。

ローラーの技術がバカくそ上がってて目が追いつかない。ステップがとにかく細かくて、猪狩お得意のダンスっぽくローラーする技巧が詰め込まれてる。HiHiもよく猪狩についていけてるなあーーという印象。真似して踊って見たけど、あの速さについていくのは無理よ。みんな一緒に!って猪狩が客席煽るからローラーで踊って見たけど一緒にできるもんじゃない。踊ってって言ってたステップの動画早く上げて!!!



MANTRA

紗幕に映像が映し出され、映像×電飾ローラー×椅子のパフォーマンス。紗幕が出てきた時、これはcompleteだ!(ジャニアイは紗幕映像×台×ローラーだった)と思ってテンションぶち上がった瞬間、イントロがマントラだと分かっていろんな意味で崩れ落ちたよね。

あの知念くんが大好きなマントラ。私も大好き。初日にサビ踊ってたら誰も踊ってないしHiHiも本家と違って一人踊ってて寂しかったよ。はぁーーーーー本当にマントラが好き。

マントラって、言葉、文字、呪文、真言、誓、教えなどなどいろんな意味があるようですが、HiHi Jetsマントラ密教って感じがしました。JUMPちゃんは、自分たちがくるくる円を描きながら歌ってて祈りを捧げる近未来の祭ごとみたいなのが最高だったんですが、HiHi Jetsは浮かび上がるマントラの中、手の形や動きが儀式のようで、方向性の違う宗教みが良かった。凝った演出はJUMPからインスパイアされている部分もあるような気がしました。

HiHiのマントラ、しっかりマントラ要素取り入れてるので、手の形がヨガで行う手印だったり、千手観音の振り付けも千手観音真言からきてるのかなと思ったり、掘れば掘るほど奥深いパフォーマンスでした。

ゆうぴが真ん中でマントラの手でぐるぐる腕回して他のメンバー引き寄せるところが毎回必死度が上がってって最高でしたね。HiHi Jetsマントラが身体中に染み渡ってかなりの中毒性。頼む映像に残してくれ。

baby gone

マントラのラストに先端にメンカラが光る星が紗幕にに浮かび上がって、これはbaby goneだと即時に察するオタクたち。

今になって2番が増えて、混乱した。振り付けが変わったと思ったら2番が増えてる。せっかく2番初お披露目なのに、バンク出してビュンビュン滑るから歌詞を聴いてる暇がない。なぜそのタイミングをバンクタイムに当てるんだHiHi Jets。バンクの上に飛び上がった瞬間に自分のオタクに投げキスする蒼弥はさすがだったし、移動するバンクの上からオタクを舐め回す瑞稀くんは最高だった。バンクの技術も上がってて、ちょっと失敗すれば落ちて事故になるところを飛んで方向転換するHiHi Jets、見慣れてきたけどよくよく考えるとやばい男たちだ。


MC

今年は時間に忠実で、ごねて伸ばしたりしないあたりHiHi Jetsが大人になってた。業務連絡〜あと何分いけます!?って確認してギリギリまで喋ろうとする精神は相変わらずだったけど。

そやゆとさく・はしみずに分かれてのMCコーナーのタイムがあって、はしみず好きにはたまらんかったよね。

無邪気な時間は過ぎやすく、ライオンハート、ドラゴンフライ


ファンサ曲。バラードでファンサ曲。しかも日替わり。曲によってファンサタイム少ない。ここしかうちわで戦える場所がない。貴重すぎる1曲。

High Beat

お待ちかね、今年の夏の新曲だよ!キャッチーな振り付けです!新衣装もできました!って夏の一張羅着て踊るかと思いきや、浴衣着たままファンサ曲。多分これ今年の夏の課題曲だったと思うんだけど、ファンサ曲に組み込むんだ〜ってジャニーズのトンチキ感じました。振り付けやると思って振り練習したけど踊ることはなかったですね。

りあらぶ

アイランドTVでフル公開してた曲。着物でかわいいラブソング歌うHiHi Jetsかわいいじゃん。もっとラブソング歌ってくれていいんだよ?

最後のわちゃわちゃタイムがかわいくぎゅーっとなる日もあれば、脱がし合いバトルが始まる日もあってガチャ要素強め。脱がせ過ぎて上裸になる蒼弥とか、中のステテコ丸出しのゆうぴとか。個人的にははしみずの背中土台にしてマイク持つタカハシを体育館裏に呼び出したかった。

Black Cinderella(作間ソロ)

コツコツとヒールの音がなったら、ヒールブーツを履いた作間くんのご登場。これはディアハイヒールか?と思ったらブラックシンデレラだった。

真っ黒でゆらゆら揺れる布をまとって、ヒールを履いてさらにスタイルが強調されてる作間くん。降りてきた布に絡んで今までのソロとは全然違う大人の雰囲気だった。そんな表現力どこで身につけたの?

ダンスはエイベックス出身を感じる見のこなし。曲線を綺麗に見せて、長い手足を持て余すことなく踊ってるの作間くんの武器だなと思います。

ペットショップラブモーション

ジャニアイで使われてる音楽が流れた瞬間コントだと察するオタク。やっぱりコントで今年はペットショップでした。Hiも美もペトラ本当に好きだね。

トラ、カマキリ・ザリガニ、木の精、ウサギの4種は固定だけど日替わりなことも。瑞稀くんはお店に来たお客さん役。ツッコミと回しをしてて久しぶりにハイクラの支配人としてMC回してた瑞稀くんを見た気がする。

ペットたちのキャラクターも回変わりのアドリブで、個人的優勝はゆうぴトラの2歳回。2歳になりきったゆうぴにメッロメロで、喋り方も幼児に対するそれになってた瑞稀くん、癖大公開スペシャルって感じて貴重なもんを見れました。ゆうぴ、ありがとな。

Prince Princess(瑞稀ソロ)

本家衣装でプリプリ。初日に大体のオタクが踊り出して、それを元から分かっていたようにサビで踊ってペンライトが一斉に揺れる客席をスクリーンに映し出した時、ゾクゾクしました。瑞稀くんの狙い通りだよ。


華奢な瑞稀くんが華奢な衣装着てて、あーこれはいわちのなんだなってすぐ思った。先輩だけどずっとバックで踊ってきて、仲良くしてもらってた玄樹くん。呼び捨てするほどの仲だったな…ってちょっと感傷的になる。白い靴も傷ひとつなくツヤツヤで、新しく下ろしてもらった感じがして良かった。

最後は線画に魔法で色をつけて、毎日キャンバスに違うメッセージを手書きで届けてくれた瑞稀くん。全ての公演を特別にしてくれる演出は、後日HiHi Jetsのプレゼントとして来場者に画像が送られてきました。去年に引き続き、大人を巻き込んでサプライズを生み出す瑞稀くん、その姿勢が本当に好きだなと改めて思いました。

Klaxon(猪狩ソロ)

瑞稀ソロのキャンバスの向こうに猪狩がいるショットからスタート。一気に猪狩の世界観に染まる。

青いピアノに、白一色にフードを被った猪狩、緑めの暗めのライトが幻想的でピアノの森の蒼弥って感じ。

ピアノでチャイムを弾いたり、適当に鳴らしてて、いきなりSummerを弾き出した初日のえぇ??っていう客席のどよめき、気持ちよかっただろうな。オーラスは最後にHiHi Jets(曲)を弾いて自然と拍手が沸き起こった。みんなが猪狩の音に耳を傾ける静かな空間が心地よい。一緒に入ったオタクが、あの弾き方はヤマハだね〜教科書通りな指の置き方が習ってましたって感じ!というもんだから、笑ってしまった。

Xlaxonは配信でしか観たことないから、生で見れてよかった。EXでオタクを眠らそうとした曲だけど、全く眠くならず猪狩が見せたい猪狩を存分に見れる楽しい時間だった。日によってピアスを付け替えて、アクセサリーにもこだわりを持つ猪狩の自意識が愛おしい。

Make you wonder

黄色新衣装にチェンジ。全員型違いで、ジャケット、シャツ、パンツ、小物と全てが違うもの。小物もスカーフ、ハット、ベレー帽、チェーンなどなどたくさん使われていて贅沢な1着。黒がアクセントになりつつも、千鳥柄が差し込まれてて和を取り入れた衣装がまだジャニーズっぽい。

ソロパフォーマンスからのMake you wonder5人バージョンで、振り付けがガッツリ変わってた。2019、2020、2021とやるたびに振りがパワーアップしていくのも面白い。HiHiたちが大好きな「FIRE」の「俺の流儀」の振りが入ってて、本当にこの振り好きなんだなと再確認。2018年からずーーっとやってるね。

HiHi Jets

序盤に歌いがちなHiHi Jetsが後半に!しかも黄色い衣装!!!HiHi Jetが初お披露目された時がJUMPのお下がり黄色衣装で、HiHi Jetの公式グループカラーが黄色なので、今になって黄色衣装でHiHi Jetsを歌うことは原点回帰な感じもしてすごく好きだった。あーオリジナル衣装もらえるようになって、こんな大人になったんだと改めて思う。


HiHi Jetsの振り付けはまた変わってて、序盤がかなり違う。しれっと何も言わずにアップデートしていくHiHi Jetsオモロ。初期と全然違う。

挨拶

HiHi Jets to the moonをBGMに一人一人の挨拶。ジュニアのコンサートって一人が代表して喋るか、一人一人がありがとう!楽しかった!ってサクッと喋ることが多い気がしてるのですが、今回は全員が毎回しっかりスピーチを行なっていて、この時間のおかげでコンサート全体の深みが増している気がしました。

駆ける

最後は思いを込めた駆ける。新しい新曲と発表した2020春からようやくファンの目の前で披露する日が来てよかった。

台の上で去年の配信と同じような背景で、5色の星が光る映像ともに力強く踊るHiHi。ゴンドラが降りてくる中、台からそのままバンクを使ってステージに降りてくるんですけど、ゴンドラが降りてる途中なんですよ。もしタイミングがずれたら死ぬやつ。緞帳でも降りてる時は絶対下に入るなって言われてるのに、動きてるゴンドラの下をスイスイとローラーで移動するHiHiに毎回冷や冷やさせられました。技術力があるからGoが出たんだろうけど、誰も事故らなくてよかった。

ラストはゴンドラへ。ローラーのままゴンドラに乗って踊るのでゴンドラがゆらゆらしててよくあそこにいれるな〜と思いながら見てた。歌いながらそのままゴンドラは上がっていって、そのまま天に帰っていくので、HiHi Jetsも天界育ちだったことを知りました。

アンコール Telephone

アンコールどうしようって思ってる?その辺HiHi Jets理解あります!拍手で10秒前からカウントするよ!10.9.8.7.6.5.Four Just keep on ringing, ringing now Three Just keep on ringing, ringing now Two Just keep on ringing, ringing now One Just keep on ringing, ringing nowって始まる。まさかのtelephoneで4から登場する。見学に来てたきょもが、んんん?って身を乗り出してのが面白かった。

Eyes of the future

ラストは初MVになるこの曲。ファンサタイムありで、最後に思いっきりファンのことを見てる5人がいた。うちわひとつひとつを見てる瞬間を見るのが好き。

猪狩ラップは他のメンバーが歌う日もあって、降ってきたキラキラをかけあったり飛び込んだり、わちゃわちゃしてるのも楽しい。


ZENSHIN

オーラスで、オタクが全力でクソデカい拍手してたらダブルアンコールで歌ってくれた。2番はまだ披露してない曲を…ってゆうぴが言った時、一番にこの曲が思い浮かんだけど、2番披露してない曲多すぎてパニック。ZENSHINだと分かった瞬間に会場が沸きたった。

2番はやっぱり「だって男の子だもん」が醍醐味。ステージの真ん中にぎゅぎゅっと集まって、このセリフ言う瞬間に生きててよかったと思えた。これがずっと聞きたかったんだ!!!





長い!
あの時はこうだったねーっていつか思い出す日のために書き残しておく。
全体の感想はもっと長くなりそうだからまた今度。